対等に近づいていく物語:『ぎんしお少々』における姉妹間の心理変遷(塩原姉妹編)

「トイカメラ」「写真」をテーマとし、登場人物が見せる生の思考、発話、有り様を野心的なほど丹念に描いた漫画『ぎんしお少々』。
本作はその秀逸な出来に、一介の作り手であるボク自身強く感銘を受け、また楽しむこともできる作品となりました。
物語や登場人物を描くことに一家言ある身ながら、それでも一読者として布教記事を書くまでした本作は、人物描写も決して無闇に説明的な表現をせず、結果として物語全体までが、何度読んでも新たな気づきに至り得る、懐の深さをもつまでになった漫画でもあるワケ。
そのため、ただ布教記事を書くだけでなく、考察についてもそのうち記事としてまとめたいと常々考えていました。
……そう思ったのが、もう1年半前だったか

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(2次)創作を行う者なりの哲学と、『lain』あるいは岩倉玲音

当エントリは serial experiment lain Advent Calendar 2022 20日目かつ、同AdC4日目の補記の更に補記を兼ねた記事となっています。今回は、どちらかと言うとボク自身がブログで普段書いている内容に近いお話でして、せっかくlainをきっかけに書いている文章なので、普段自分の思想に触れてくださっている方にこそ読んでほしいと感じてすらいます。
もちろんlainAdCのほうから来てくださった方が今回もいらっしゃれば、それはそれで非常に嬉しいですので、どちらの方でもお付き合いいただけるようでしたら、何卒宜しくお願い致します。

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battlecry

最近、ボクは久々に今まで聞いたことのある楽曲へ立ち返りたいのに立ち返れない状況にありました。正確には「あっ今この曲を聞きたい瞬間だ」と感じた記憶が、次の瞬間には跡形もなく立ち消えてしまって。

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