期待

結構、無意識に期待してることってあるんだなーと知った話。

名前も知らない誰かが己の発言で何か知性の低さを露呈してもあんまり関心が湧かなかったり、
何かしら共通項たる遠因が存在した際に一瞬憤ったりはしても、よくよく考えてみれば非難するまでもない性分だなと欠伸が出るだけ出て終わりになったり、
そういうことがよくあります。

他方、縁遠かろうとボクが名前を知ってる人、とりわけ著名人には「著名になるだけの美点をもつ素敵な人物なんだろうな」という無意識の期待が働いていて、
実情がそれに反した場合割と真剣に苦言を呈したくなる。
そんなこともよくあります。

不思議なことに、ふとした一件によって後者から前者を再認識したので、なるべく常に平静を保っていられるよう改めて心がけたいところ。
……まあ、その一件はどちらかと言えばそれ自体が前者の要素しかありませんでしたが。

Written on June 8, 2020